簡単な煮豚のレシピ
自家製の煮豚。経済的でお財布にも優しく誰でも簡単に作れます。豚バラを使えばチャーシュー風。豚ももを使えば油が苦手な人でも大丈夫。簡単なのでいつでも冷蔵庫にストックしておきたくなります。
煮豚の材料
豚肉ブロック(どの部位でも可): 1パック(400g)
水: 豚肉がかぶるくらい
塩: 小さじ1~2
ねぎの青い部分: 適量
煮豚のタレ
醤油: 大さじ2
料理酒: 大さじ2
みりん: 大さじ2
お酢: 大さじ1
最低限、用意する食器
豚肉がぴったり入る大きさの鍋
キッチンペーパー(落し蓋用)
調味料を混ぜる耐熱皿
保存用のジップロックなど
計量スプーン
簡単な煮豚の作り方
豚ブロックを常温に戻しておく。
豚の部位はどこでも大丈夫。豚バラならチャーシューっぽくとろとろに。肩ロースは油と肉とのバランスがよくまさに煮豚らしく。豚ももはしっかりした歯ごたえで油が苦手な人向けに仕上がります。
写真は豚ももブロックを使用。
鍋に水を入れて火にかける。沸騰したら豚ブロックを入れて中火で煮込んでいく。
豚ブロック100gに対して10分弱くらい煮込むといい。今回は400gだから30分ほど煮込んでます。この辺りはきっちでなくても大丈夫、500gを超える大きめの豚ブロックなら40分、それ以下なら30分くらいでじゅうぶん火は中心まで通ります。
煮込んでいるうちに水が蒸発して、豚ブロックが水面から出てくるのでキッチンペーパーなどで落し蓋をしてやる。これを忘れると肉が乾燥して硬くなるので忘れないで。
茹で時間が過ぎたら火を止めてきっちりと蓋をする。この状態でさらに30分放置する。
待ってるあいだにタレを作る。
料理酒とみりんをレンジでチンしてアルコールを飛ばす(550wだと60秒くらい)。粗熱が取れたら醤油とお酢を入れて混ぜておく。
レンジを使わずにフライパンなどでタレを温めると本格的になる。タレを煮詰めればトロミが付くのでお好みで。
30分たったら豚ブロックを保存用のジップロックなどに入れて調味料を加える。このときなるべく空気を抜いて調味料が豚ブロック全体に馴染むようにしてやる。
冷蔵庫に入れて一晩たったら基本の煮豚の完成。
冷たいままでも美味しいですが、タレと一緒に温めると超本格的な煮豚になります。おつまみでもラーメンのトッピングでも、お好みの食べ方で召し上がれ。
煮豚を簡単に作るコツ
この煮豚レシピは、調味料やガス代も節約できる上に失敗が少なく誰でも簡単に作れます。
火を止めてからお湯の中に放置(低温調理)することで、肉の芯までじっくりと火を通す。そしてタレと一緒に冷蔵庫で冷やすことで、調味料でぐつぐつ煮込む手間を省いて味を染み込ませています。
豚肉は冷蔵庫から取り出し30分くらい常温で置いておくのがコツ。冷たいままの肉を熱湯に入れると筋肉が縮んで硬くなってしまう。
完成した煮豚は冷蔵庫に入れてから2~3時間程度でも食べられますが、一晩おくと美味しさが格段と上がります。
保存期間はしっかりと密閉して管理すれば1週間くらいは平気なはずですが、ここでは「なるべく早く、2~3日程度で食べ終わって!」と書いておきます(それ以上は自己責任で)。
豚ブロックを茹でた後の「ゆで汁」は他の料理(ラーメンや洋風スープなど)に使えます。少し豚臭さがあるのでさっぱりしたスープには向きませんが、豚骨風や洋風煮込み、辛い系スープには相性がいいです。
煮豚のタレはアレンジ可能です(この分量だと少し薄めに感じるかも)。調味料の分量をお好みに変えるのはもちろん、にんにくや唐辛子を入れても美味しいです。ただし、人口のものや出汁を入れると保存期間が短くなるのでそこには注意して。
誰でも簡単に作れる基本の煮豚。いつも冷蔵庫にストックしておけばいろんなところで出番が来ます。