街中華のラーメンによく入ってる「メンマ」。絶対に必要ではないけれど、ないとどこか寂しい。瓶詰で買うと意外と高いし、それに食べきれずに余らせてしまうこともある。それならメンマを手作りしてしまえばいいのでは?
手作りメンマは実はとっても簡単!たけのこ料理に慣れてない人でもスーパーとかで「たけのこの水煮(もちろん本物でもOK!)」は簡単に手に入るし、あく抜きも不要。作り置きしておけば最適なおつまみになりお箸が止まらずやみつきです!
手作りメンマのレシピ
食材(1人前)
たけのこ(水煮):200㏄
赤唐辛子:1本(お好みで)
ごま油:大さじ1
合わせ調味料
水:100㏄
醤油:大さじ1
料理酒:大さじ1
砂糖:大さじ1/2
鶏がらスープの素:小さじ1
ラー油:2~3滴(お好みで)
自家製メンマの作り方
ラー油以外の調味料を混ぜて合わせ調味料を先に作っておきます。
たけのこを水で洗い食べやすい大きさにカットします。
たけのこの柔らかい穂先の部分は串切りにして、根元のほうは輪切りにします。根元の輪切りにしたものをさらに細長く切ると市販のメンマっぽくなります。今回はいちょう切り。このあたりはお好みで。
たけのこを切っていると白い粉のようなものが付着してることがありますが、これはチロシンというアミノ酸の一種。初めてみると「あれ、カビかな?」と一瞬ギョッとしますが、チロシンは有害どころかからだにいいとされる成分。それでももし気になるなら水で洗い流すと良いでしょう。
たけのこをごま油で炒める

フライパンに大さじ1のごま油を入れて、香りが出たら中火でたけのこを炒めます。このときに辛みが欲しい場合は、ちぎるか輪切りにした赤唐辛子を1本加えます。赤唐辛子の種は辛いので取り除いた方が無難です。
たけのこを合わせ調味料で煮詰める
すべてのたけのこに油が回り、火が通ったら合わせ調味料を加えます。

ムラが出ないように、かき混ぜながら煮詰めていきます。だんだんと汁気がなくなってくると綺麗なメンマ色と照りが付いてきます。

汁気がなくなったら火を止めて、お好みでラー油を振りかければ完成です!
作り置きする場合は、粗熱が取れたらタッパーなどの密封容器で保存。賞味期限は冷蔵庫に入れれば1週間は食べられます。*時間が経つほどしんなりしてきます。

メンマを簡単に作るコツ
コツがないほど簡単ですが、強いて言えば味の濃さと硬さ(食感)を自分好みにアレンジするということでしょうか。
調理するたけのこの硬さにもよりますが、柔らかめが好きな方は水100㏄を、150~200㏄に変えてみてください。
ゴツゴツした食感を楽しみたいときは大きめにカットすると良いでしょう。
味付けですが、このレシピだと市販の瓶詰よりずっとマイルドに優しいメンマに仕上がります。
ガツンとした市販のメンマを作りたい場合は、ごま油を大さじ1/2、塩を小さじ1/2くらい追加します。
さらにお好みのアレンジで、ラー油やオイスターソース、豆板醤、にんにくなどを小さじ1/2ほど加えれば、濃厚手作りメンマが完成します。