きゅうりの中華風漬物(蓑衣黄瓜)

蛇きゅうり 中華風

とにかく食感が最高の中華風漬物! きゅうりの輪狩りを綺麗に並べたように見えるけど、実はすべてつながっています。

蛇腹切り(じゃばら切り)したきゅうりは見た目のインパクトが大きいだけじゃなく、味が染み込みやすく即席でも食べられます。

飾り切りしたきゅうりは日本にもよくありますが、蛇がぐるぐるっとまいたような見た目のこの料理は、中国では蓑衣黄瓜(スオイーホワングワ)と呼ばれています。

味付けはいろいろありますが、ここではもっともシンプルな基本調味料で仕上げています。蓑衣黄瓜を始めて作ったときには、きっとみんなに驚かれますよ。

蓑衣黄瓜のレシピ

食材(1人前)

きゅうり:1本(100g)

調味料

醤油:小さじ2

お酢:小さじ2

砂糖:小さじ1

塩:少々

油orごま油:少々(お好みで)

唐辛子、ニンニク、生姜、花椒粉:お好みで

蓑衣黄瓜の作り方

きゅうりに塩を振り板ずりします(面倒なら省略可)

割りばしをきゅうりの両側に挟むようにおき、直角に輪切りします。

きゅうりを直角に輪切り

割りばしがあることによって、下まで包丁が入らずにきゅうりがつながったままになります。

輪切りの間隔は1~2mmくらい。薄切りにするほど綺麗に丸めて盛り付けられます。

直角に包丁を入れたら、今度は裏返して45度の斜めに切り込みを入れます。こうすることで、きゅうりは繋がっているのに伸びる状態になります。

きゅうりを45度の斜めに切り込みする

切り終わると下の写真のような感じです。

きゅうりに切り込み終了

このまま塩を振りしばらく(5分ほど)置いて、きゅうりをしんなりさせます。

きゅうりの両端を切り落として、ぐるぐるッとお皿に巻いて・・

調味料を振りかければくるくるきゅうり、蓑衣黄瓜の完成です!

蓑衣黄瓜の完成

蓑衣黄瓜を簡単に作るコツ

蓑衣黄瓜はコツもないほど簡単ですが、丁寧に包丁を入れることで見た目がよくなります。

なるべく薄い輪切りにするほど、きゅうりがよく伸びてきれいに盛り付けられますが、食感が多少失われます。この辺りはお好みで。

せっかく1本につながっていて美しいのですが、食べにくいので4~5等分に切ってしまう方法もあります。

蓑衣黄瓜の味付けについて

さっぱり食べたい場合は、醤油とお酢、それに砂糖だけでもいいでしょう。

このレシピでは、醤油、お酢、砂糖が、2:2:1ですが、1:1:1にすると甘辛になります。

油を少し加えると中華風になります。ごま油だと風味とコクがアップします。

辛みが欲しい場合は、輪切りした鷹の爪や一味唐辛子をかけます。チューブのニンニクで香りを付けるのもよいでしょう。

こってり食べたい場合は、ソースを温めます。

調味料(醤油、お酢、砂糖など)と油をしっかりと温めてから、盛り付けたきゅうりに振りかけてみてください。蓑衣黄瓜の違った楽しみ方ができます。

蓑衣黄瓜は味が染み込みやすいので、塩できゅうりをしんなりさせたらすぐに食べれます。が、もちろん調味料を加えて数時間から一晩くらい漬けこんでも美味しいですよ。こうすることで漬物っぽくなってきます。

蓑衣黄瓜

ちょっとしたパーティーや人が集まるときなど、見た目にも楽しい蓑衣黄瓜はもってこいの一品です。

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