汁なし油ラーメンの料理レシピ
汁なし油ラーメンとは。油そばとも呼ばれ、油をメインとした調味料を麺に絡ませて食べる、文字通り「汁のないラーメン」。油は、ごま油でもサラダ油でもオリーブオイルでもラー油でもお好みのものでOK!ベースとなる味付けは醤油やオイスターソースが一般的だが、こちらも味噌だろうが魚粉だろうがコチュジャンだろうが何でもアレンジ可能。
油そばの材料(1人前)
中華麺 太麺ストレートorつけ麺用
水 大2(30cc)
サラダ油 大1~
オイスターソース 小2
すりごま 小2
醤油 小1
お酢 小1
ダシダ(鶏がらスープの素) 小1強
にんにく 1かけ(みじん切り)
しょうが チューブ小さじ1/2
塩コショウ 少々
*コツ参照、トッピングがないと濃い味になる
おすすめのトッピング
ネギ 1/4本
ニラ 2束
しめじ(触感のあるキノコ) 30g
チャーシューみじん切り 50g
汁なし油ラーメンの作り方
すべての調味料をボールにまぜる。トッピングとなる具材を加えてさらに混ぜる。
麺を茹で始める前に調味料と具材を混ぜることで、調味料と具材がよく馴染んでベースとなるソースが完成する。ここで味見をしてみて調味料や水を加えてお好みの味にアレンジしてもよい。
麺はつけ麺用や太麺でコシがあるものを使うと油や具材に絡みやすい。太麺でコシがあるほどオイスターソースなどドロッとした調味料と相性がよい。
写真はマルちゃん 極太中華麺 3玉入。
お湯を沸かし麺を茹で始める。あとで混ぜる器としても使うのでフライパンで茹でると洗い物が少ない。
麺が茹で上がったら軽く洗ってぬめりを取りざるに上げておく。キッチンペーパーなどでフライパンの汚れをふき、ボールに入れておいたソースを流し込む。弱火~中火にして、ソースをかき混ぜながら焦がさないように温める。ソースが温まったら先ほど茹でた麺を入れて大きく混ぜてやる。
ソースと麺がよく絡んだらお皿に盛り付ける。お好みで刻みのりをかけて完成。
汁なし油ラーメンを簡単に作るコツ
*上記のレシピはトッピングなしで調理するとかなり濃い味に仕上がるので調整を。トッピングは何でもいいが、中華麺の半分程度の量を入れるとよい。中華麺の茹でた後の重さは250g程度なのでだいたい半分の重さ(125g)をトッピングしてやるとバランスがよい。(重量で考えるとややこしいが、出来上がりの見た目が中華麺の半分程度の量と考えればよい)
ソースは1人前、50~70ccあたりだとよく麺に絡む。
油 大さじ1
ベース 大さじ1
うま味調味料 小1
水 大さじ2
塩コショウ 少々
基本、上記だけでも美味しいソースが出来上がる。
脂っこいものが好きならを油を大さじ1から大さじ2にしてやるとよい。
味ベースは醤油でもオイスターソースでも味噌でもコチュジャンだって大丈夫。トマトソースならイタリアン、ラー油、豆板醤なら中華風、コチュジャンなら韓国風、ウスターソースだと焼きそば風に仕上がる。
今回のレシピではオイスターソースをメインに醤油をブレンドして大さじ1のベースにしている。オイスターソースは濃厚でドロッとしてよく麺に絡むので油そばとして万人受けしやすい。
にんにくは必須アイテム。チューブにんにくでもよいが、みじん切りにしたにんにくが麺に絡むことで本格的な味と触感を楽しめる。
すりごまは香りがよく、なにより油と相性がよい。「いりごま」でもいいが「すりごま」のほうがこのレシピには合う。
お酢を加えることで濃厚なのに飽きさせず、くどすぎないようにしている。苦手な人は入れなくてもよい。
うま味調味料(鶏がらスープの素、中華だし、魚粉、ダシダ、コンソメ、味の素など)は好みの風味を付ける役目。入れなくてもいいが、加えると風味がわかりやすくジャンキーな味になる。人気店の「〇〇風」などの油そばをイメージするなら「〇〇」に当てはまるうま味調味料を入れればよい。
汁なし油ラーメンは調味料の分量さえ間違えなければ比較的簡単に料理できる。調味料と具材を最初に混ぜてしまうことで誰でも大きな失敗はしないはず。