自家製キューちゃんのレシピ
食材(大きめの保存容器1つ分)
きゅうり:3本(300gくらい)
生姜の千切り:小さじ1程度
調味料
醤油:大さじ3
お酢:大さじ2
砂糖:大さじ2
塩:小さじ1/2
赤唐辛子:1本(お好みで)
自家製キューちゃんの作り方
きゅうりを、3~8mmくらいの輪切りします。薄く切ると味が馴染みやすくすぐに食べれます。厚く切るとシャキシャキ感が残ります。
きゅうりの水切り
小さじ1/2くらいの塩を振り、30分~1時間くらい放置して水抜きをします。きゅうりを薄く切ったときは30分。厚く切ったときには1時間くらい置くと良いでしょう。
きゅうりを絞る
30分~1時間くらいして、きゅうりがしんなりしてきたら、よく絞り水を切ります。これが最大のポイントです。
一度にたくさん絞ろうとせずに、両手で包めるほどの量を、きゅうりが割れない程度の力加減でなるべく水分を絞るようにします。 両手で絞った後に、さらにキッチンタオルなどで絞るとよく水が切れます。
鍋で合わせ調味料を温める
調味料を沸騰させてからキュウリを入れます。この時点では下の写真のように、きゅうりが調味料に全部漬かりませんが、時間とともにしんなりしてちょうどよくなります。
再沸騰したら火を止めて蓋をする
合わせ調味料の量が少ないので、すぐに沸騰します。沸騰したら火を止めてから、全体をひと混ぜして蓋をします。
1時間くらいして、鍋の粗熱がだいたい取れたら鍋ごと冷蔵庫に入れます。このとき、きゅうりを軽くひと混ぜして全体的に調味料と混ぜ合わせておきます。
*粗熱を取る→鍋を手で触れるくらいの熱さ
*たくさんの量を作るときは、粗熱が取れるのに時間がかかります。
*冷蔵庫のスペースがないときは小さめのお皿に移します。
2~3時間して冷蔵庫から取り出したのが下の写真。だんだんと漬かってきてタレに染み込んでいくのがわかります。
もう1度、火にかけて沸騰させる
ひと混ぜしたら、再び火にかけ沸騰させます。
沸騰したら火を止めて、蓋をして粗熱を取ります。
鍋の粗熱が取れたら、きゅうりを軽くひと混ぜして再び冷蔵庫に入れます。
鍋を沸騰→火を止める→粗熱を取る→冷蔵庫で冷やす
上記の工程を2度ほど繰り返すことで、きゅうりによく味を染み込ませます。
粗熱を取ったら・・
保存容器に移して、一晩たったら美味しい自家製キューちゃんの完成です!
上の写真は、漬かり具合の変化がわかるように鍋のまま冷蔵庫で一晩おいた状態です。
自家製キューちゃんを簡単に作るコツ
美味しい自家製キューちゃん は、「シャキッとした食感なのに、しっかりきゅうりに味が染み込んでいること」。
そのためには、
- きゅうりに塩を振って水抜き
- 冷蔵庫で冷やす
この二点が上手に作るコツです。
きゅうりに塩を振って水抜き
きゅうりは水分が多く(なんと90%以上!)、味を染み込ませるにはこの水分が邪魔なるわけです。
作ったことがある方ならわかると思いますが、水抜きをしてないきゅうりの浅漬けって、ほとんど味が染み込みませんよね。
自家製キューちゃんにも同じことが言え、最初にきゅうりの水抜きをすることで、味を染み込みやすくします。
水抜き時間は30分から2時間ほど。時間が長いほどきゅうりがしんなりして緑色の水分が出できます。このあたりはお好みで。
水抜きが終わったらきゅうりを絞ります。大事なとこなのでもう1度、書きます。
一度にたくさん絞ろうとせずに、両手で包めるほどの量を、きゅうりが割れない程度の力加減でなるべく水分を絞るようにします。 両手で絞った後に、さらにキッチンタオルなどで絞るとよく水が切れます。
*多少割れたって大丈夫。きゅうりのたたき風でさらに味が染み込みやすくなります。
冷蔵庫で冷やす
自家製キューちゃんのレシピでは、
- 調味料を沸騰させる
- きゅうりを入れて冷やす
- 冷えたらきゅうりを取り出す
の順番で、1,2,3の工程を何度か繰り返す手法もありますが・・
それよりも粗熱がとれたキュウリを鍋ごと冷蔵庫で冷やす方が簡単です。*冷蔵庫に鍋を入れるスペースがないときはお皿に移して。
熱を入れた後の食材は、冷めるときが”1番”味が染み込みやすいのです。これを利用します。
この手法は時間がかかりますが、なにより簡単!
「きゅうりの水抜き」といったひと手間はかかりますが、あとは特別に難しいことはありません。
きゅうりのキューちゃん、ご飯のお供にもお酒のつまみにも。パリッとした食感と和風の味付けが癖になる一品です。
自家製キューちゃんの賞味期限
賞味期限の目安としては1週間以内に食べきることが望ましいでしょう。
清潔な保存容器に入れておけば2週間は食べられますが、保存環境が悪かったり、使用済みのお箸で取り出すなどすると賞味期限が短くなります。
自家製キューちゃんのひと手間
きゅうりを板摺(いたずり)すると触感がUPして青臭さが取れます。漬け込みが浅いうちは青臭さが残ってるので、すぐに食べたいときは板ずりするとよいでしょう。
皮をピーラーで3か所くらい向くと、見た目がよくなり味も染み込みやすくなります。