きゅうりとわかめの酢の物(基本の酢の物)

和風

さっぱりシンプルな甘さ控えめのきゅうりの酢の物。きゅうりの水分をギュッと絞ることで、味が染み込みやすくしっかりとした酢の物になります。

きゅうりの酢の物にはポリ袋を使うと簡単です。そうすることで塩が均一に回りやすく、水分を絞るのにも便利です。

きゅうりとわかめの酢の物のレシピ

食材(1人前)

きゅうり:2本(200g)

乾燥わかめ:小さじ2

調味料

お酢:大さじ2

砂糖:大さじ1

醤油:小さじ1

塩:小さじ2/3(4g)

きゅうりとわかめの酢の物の作り方

乾燥わかめは水で戻しておく。わかめの臭いが強い場合は2~3回水を変えるといいでしょう。戻したわかめはしっかりと水を切るのもポイント。

わかめ

きゅうりは薄めの輪切りにしてきれいなポリ袋に入れます。塩はきゅうりの重量の2%、今回は4g使います。

きゅうりは薄めの輪切りにしてきれいなポリ袋に入れます

塩を入れたらポリ袋の口を閉じて、軽く振りながらよく揉みこみます。このときポリ袋に空気を含ませると塩が均一に混ざります。きゅうりは1枚1枚ずらしてバラバラにするように、スポンジを潰すくらいの力加減で揉みこんでいきます。

スライスの厚さにもよりますが、1~2分もすればきゅうりがしんなりして水分が出てきます。全体的に塩が回り水分が出始めたら、この状態で空気を抜いて5分ほど休ませます。

ボウルで水抜きする場合でも同様ですが、もし、きゅうりに塩を振って空気に長時間、触れさせていると、どんどん水分が出て透き通ったようなキュウリになります。こうなると彩りも悪く水っぽい酢の物になり失敗です。

5分ほどしたら水を切ります。ここでポリ袋の裏技が1つ。

ポリ袋の角の部分を2~3cmくらいハサミで切ります。この切った穴ぼこから水気を出してしまう作戦です。

ポリ袋の角の部分を2~3cmくらいハサミで切る

ポリ袋のきゅうりをギュッと絞って・・・

穴ぼこから水気を出します。こんな感じで緑色の水分がどんどん出てきます。

ポリ袋の角の部分を2~3cmくらいハサミで切り水気を出す

水気をしっかりと切ったらわかめときゅうりをボウルに入れて、合わせて調味料を加えてよく混ぜ合わせます。*きゅうりを洗う必要はありません。

お皿に盛り付ければ、美味しい酢の物の完成です!

きゅうりの酢の物の完成

きゅうりの酢の物を上手に作るコツ

最大のコツはきゅうりの水切りをすることです。しっかりと水切りしたきゅうりにはお酢や砂糖がよく染み込んでとっても本格的な酢の物になります。

生のきゅうりは90%以上は水分で、その状態で味付けしようとしてもなかなか味が染み込んでくれません。塩を振ることできゅうりに含まれている余分な水分がでて、味が染み込みやすくなるのです。

きゅうりの酢の物の味付け

このレシピはお酢がよく効いたさっぱり味です。お酢が苦手な方は砂糖を大さじ1ほど加えるといいでしょう。

もし、仕上がりの味が淡白だと感じたら醤油を大さじ1/2から大さじ1ほど加えてもいいでしょう。

他にも、味の素や鶏がらスープの素などのうま味調味料を入れても相性がいいです。ごま油を入れてコクを出したり、ラー油を入れて中華風にしても美味しいですよ。

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