簡単パエリア

ライス

簡単パエリアのレシピ

スペインの炊き込みご飯、パエリア(paella)。パエージャとも呼ばれ日本でも大人気の料理。本格的なパエリアパンで具材をそろえてたくさん作るのも楽しいけど、いつでも簡単にお気軽にフライパン一つで料理する簡単パエリアのレシピです。

簡単パエリア材料(2人前)

生米: 1合(150g)

にんにく: 1かけ(みじん切り)

玉ねぎ: 1/2個

オリーブオイル: 大2

塩: 小さじ1/2強(水分の1~2%)

レモン: 半分

粗挽き胡椒、パセリ お好みで

■スープ
水(ぬるま湯): 250cc

コンソメ: 大1

サフラン: 適量(ターメリック、カレー粉なら小1程度)

■具材

白ワイン: 大1(魚介があるときの炒め用)

シーフードミックス

鶏モモ肉

*お好きなもの何でも

(写真はジャガイモ、エリンギ、ニンニクの芽など)

最低限、用意する食器

フライパン

混ぜる木べらなど

スープを混ぜる容器

簡単パエリアの作り方

パエリアスープは最初に混ぜておく

パエリアスープは最初に混ぜておく。ぬるま湯、もしくは熱湯を使うとパラパラっとした仕上がりに、冷水だとベチャッとした仕上がりになりやすい。(写真は2倍量、サフランではなくカレー粉を小さじ1使用)

炒めたい具材があるときはここで投入(写真は鶏モモ)

フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて香りをオイルに移すように弱火で炒める。にんにくの香りが出てきたら、みじん切りした玉ねぎを加えてさらにとろっとするまで炒める。

炒めたい具材があるときはここで投入(写真は鶏モモ)。まわりに焦げ目がつくように炒めたらいったん取り置きしておく。

炒める具材は半分くらい火が通っていれば大丈夫。あとでご飯と一緒に炊き込むので完全に火を通さないほうがよい。

生米をフライパンで炒める

生米を洗わずフライパンに入れて、時間にして5分くらい半透明になるまで弱火で炒める。木べらなどでかき混ぜてながらオリーブオイルをお米1粒1粒にコーティングさせるように炒める。

パエリアスープを入れて盛り付ける

パエリアスープを入れて取り置きした鶏肉やシーフードミックスなどの具材を簡単に盛り付けて、強火で沸騰させる。

スープが沸騰したら蓋をして弱火で15分前後、炊き込んでいく。

蓋をずらして湯気の逃げ道を作ってやる

残りの5分くらいになったら、蓋をずらして湯気の逃げ道を作ってやる。こうすることで余分な水分を飛ばしパラっとした仕上がりになる。

残り2~3分になったら、お米に芯が残っているかを確認しながら時間調整する。芯がなくなったら火を止めて10分くらい蒸らせば完成です。

簡単パエリアの完成

味見をして塩や胡椒で味を調える。

レモンを盛り付ければ簡単パエリアの完成です。アツアツのうちに召し上がれ。

パエリアを簡単に作るコツ

1人ランチなど、パエリアを簡単に食べたいとき。

オリーブオイルで生米を炒めることが1番のポイント。しっかりオイルで生米をコーティングすることでパラパラっとした仕上がりになります。

オリーブオイルは1合で大さじ2、ちょっと多めですがそのほうが失敗が少なく安定する。

にんにくと玉ねぎだけは面倒でも最初に炒めた方がよい。にんにくや玉ねぎの「旨味」がオリーブオイルに移ることで、さらにそれがお米に染み込んで「コク」になります。

スープはぬるま湯で。(無理に熱湯にする必要はない)

冷水だとせっかく温めたお米を一気に冷やしてしまい、ベチョっとした仕上がりになる傾向があります。

炒めて取り置きした具材や冷凍シーフードミックスなどはスープと一緒に。軟らかい具材は蒸らす直前で投入します。このあたりは何度か作れば簡単です。

レモンが用意できるなら是非とも用意して。

レモンはパエリアと本当に相性がいいです。盛り付けの見栄えもいいですが、それよりもパエリアの美味さを100%引き出すアイテムです。

パエリアはお米を炊いてる時間や蒸らしてる時間は、他のこともしてられます。そう考えれば面倒なのは具材の下ごしらえ。

下ごしらえを手抜きするにはシーフードミックスなどの冷凍食品が便利。パエリア特有の海鮮出汁が期待できないのでコンソメで味付けしています。

サフランがあればもちろんいいですが、なければカレー粉やターメリックなどで代用できます。

ケチャップやトマトジュースを大さじ1程度入れるとコクがでます。この辺りはお好みで。

本格的なパエリアには勝てませんが、パエリアもどきだって、とっても美味しいですよ。

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