あさりうどん(濃厚だし)のレシピ
アサリと魚介(昆布やカツオなど)の出汁が効いた「あさりうどん」。シンプルであっさりのあさりうどんもいいですが、これは「なか卯」などよくあるチェーン店で、季節限定などで出回るちょっと濃厚なあさりうどんのレシピです。
あさりうどんの材料(1人前)
うどん:コシがあるうどん
だし汁:300cc
醤油:小さじ2
みりん:大さじ1
料理酒:大さじ1
バター:3~5g
ラー油:小さじ1弱
一味唐辛子:少々
あさり:10~15個
青ネギ:適量
お好みで
塩
チューブにんにく
チューブしょうが
すりごま
お酢
最低限、用意する食器
フライパン
箸とレンゲ
あさりうどんの作り方
うどんは茹でておく。
あさりを砂抜きして(砂抜き済みは省略)、殻をこすり合わせるようにしてよく洗う。
フライパンに酒とみりん、あさりを入れたら蓋をして、あさりの口を開かせる。
火加減はずっと弱めの中火でOK。
あさりの口が開いたら、すべての調味料を加えて沸騰させる。
だし汁がない場合は、300cc程度の水と顆粒だしを小さじ2前後(メーカーの表示より多めに)投入。
料理酒やみりんがない場合は砂糖を小さじ1弱、入れると良い。
沸騰してきたらスープの味見をする。この時点では「少し濃いかな?」と思うくらいで、うどんにかけるとちょうどよくなる。
どんぶりのうどんにスープをかけて、青ネギなど薬味を加えたら濃厚出汁のあさりうどんの完成です。
あさりの殻入れを用意して、アツアツのうちに召し上がれ。
あさりうどん(濃厚だし)を簡単に作るコツ
ポイントはあさりの口が開くときに出る出汁(だし)。それにバターとラー油を加えることで、和風なのに超濃厚なスープに仕上がります。
バターは5g(小さじ1強)入れると「バター風味」が目立ってきます。それが嫌なら3gあたりが無難でしょう。バターが嫌いなら入れなくても構いません。
ラー油は小さじ1/2~1くらい、辛さの好みで調整を。辛くするのが目的ではなく「ピリッ」とする口当たりを楽しむ辛さが良いでしょう。
にんにくや生姜、お酢などを隠し味程度に入れると複雑な味わいになります。あさりの風味を消さないように入れすぎには注意して。
あさりの出汁を生かしたいので醤油は小さじ2。普通のかけうどんより醤油の比率は少な目です。
麺つゆを使う場合でもメーカー表示より少なめに入れて、顆粒だしを加える方がより本格的な濃厚あさりうどんになります。
塩は出汁がしっかり出ていれば必要ないはずですが、薄いと感じれば加えるのもよいでしょう。
あれば一味や七味唐辛子など、粉系の調味料でスパイスアクセントを。ラー油との辛みのバランスが整うように調整します。
長時間スープを沸騰させすぎると出汁や醤油の風味が飛び、アサリは固く小さくなるのでやってはダメ。
最後に麺について。
うどんは軟らかいのにコシがあるものがいいです。生うどんなら少し長めに茹でるとGood、もちもちの冷凍うどんも相性がいいです。
あさりうどん、本当に美味しいですよね。
好みにもよりますが、この濃厚あさりうどんのレシピ、ハマる人はかなり多いと思います。とっても簡単なのに本格的、誰かに作りたくなる味に仕上がります。